建玉と売りポジション、買いポジション

　「建玉（たてぎょく）」とは「ポジション」とも呼ばれ、新規で通貨を買って（売って）から、決済をしていない状態で保有していることを指します。FXでは新規でポジションを持つことを「ポジションを建てる」「ポジションメイク」と言われることもあります。逆に決済を行ってポジションを手放すことを「ポジションを閉じる」と言います。

　通貨を購入して決済をまだ行っていない状態を「買いポジション」もしくは「ロングポジション」と呼びます。逆に通貨を売って決済をまだ行っていない状態を「売りポジション」「ショートポジション」と呼びます。買いポジションでも売りポジションでもない状態、つまりポジションを持っていない状態はスクエアと呼びます。

　もしも、これから円安になると予想するのなら買いポジションを持ち、円高になると予想するのなら売りポジションを持つというのがFXの基本的な流れになります。